ミスドのピカチュウが「ひどい」と話題に!顔面崩壊の真相と歴代の進化
冬の訪れとともに登場し、いまや国民的な風物詩となったミスタードーナツのポケモンフェア。その絶対的なセンターを務める「ピカチュウドーナツ」ですが、SNS上では毎年のように「顔がひどい」「完全に顔面崩壊している」といった衝撃的な写真が拡散され、タイムラインを賑わせてきました。
愛らしいはずのピカチュウが、なぜ見るも無惨な姿になってしまうのか。かつて全国ニュースにもなった発売中止・延期騒動の裏側から、店舗ごとに激しい個体差が生まれる知られざる製造現場の実態、そして年々進化を遂げる歴代の再現度まで、その真相を徹底取材しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2018年の初登場時、テスト販売段階のクオリティ不足により公式が一時販売を見合わせる「発売延期騒動」が起きていた。
- 要点2:ミスドは各店舗で粉から仕込み手作業で仕上げるため、スタッフの技術や生地の膨らみ方で大きな「個体差」が生じる。
- 要点3:マニュアルの刷新や目・ほっぺのパーツ化によって再現度は劇的に向上し、現在は「個性的な愛嬌」としてポジティブに親しまれている。
【発端】2018年の発売中止・延期騒動|「ひどい」と評された初期の真相

ミスドとポケモンのコラボが初めて大々的に発表された2018年秋。日本中が期待に胸を膨らませる中、全国発売に先駆けて実施された一部店舗でのテスト販売が、思わぬ波乱を巻き起こしました。
店頭に並んだピカチュウを購入したユーザーがSNSへ投稿した写真には、目やほっぺの位置が不自然に歪み、まるで魂が抜けたような表情をしたドーナツの姿が。これが瞬く間に「ピカチュウの顔面崩壊」「想像以上にひどい」と拡散され、大炎上ならぬ大爆笑の渦を巻き起こしたのです。
事態を重く見たダスキン(ミスタードーナツ運営元)は、当初予定していた2018年11月16日の正式発売を前に、一部クオリティが満たない店舗での販売見合わせと指導強化を発表。公式が「より良い品質でお届けするため」と異例の対応をとったことで、ミスドのピカチュウドーナツはデビュー前から伝説的な注目を集めることになりました。
【製造の裏側】なぜ店舗ごとに「個体差」が生まれる?手作り現場のリアル

なぜここまで激しい見た目の違いが生まれてしまうのでしょうか。その理由は、ミスタードーナツが誇る徹底した店内手作り(フレッシュハンドメイド)体制にあります。
大手飲食チェーンのキャラクターメニューは、中央工場で冷凍成型された完成品を店内で解凍するケースが少なくありません。しかし、ミスドではショップ内のフライヤーでイースト生地を揚げ、スタッフの手作業でコーティングと顔のデコレーションを行っています。
現場では以下のような微細な条件が重なり、個体差へと繋がります。
- 生地の発酵と膨らみ方:当日の気温や油の温度によって、ドーナツの輪郭や表面の凹凸がわずかに変化する。
- チョココーティングの温度管理:コーティング用チョコの粘度次第で、表面の滑らかさや厚みに差が出る。
- パーツ配置のミリ単位のズレ:耳を差し込む角度や、目・ほっぺを配置する位置が1ミリずれるだけで表情が一変する。
全国の店舗に所属するスタッフ(ドーナツメーカー)の熟練度によって、キリッとした美形ピカチュウから、どこか哀愁漂うユニークなピカチュウまで、無限のバリエーションが生まれる構造になっています。
【歴代の進化と違い】初期の顔面崩壊から近年の「神クオリティ」への軌跡

初期の騒動を経て、ミスド開発チームと現場スタッフによる品質改善の歴史が始まりました。歴代のピカチュウドーナツを振り返ると、再現度を高めるための明確な工夫が見て取れます。
初代(2018年):バナナ風味チョコでコーティングし、目やほっぺ、口のすべてをチョコペンで手描きする仕様。スタッフの描画スキルに依存度が高く、崩壊率が最も高かった時代です。
改良期(2019〜2021年):目や赤いほっぺが専用のチョコレートプレートパーツへと変更。輪郭のバランスが劇的に安定し、プリン風味チョコやカスタード風味チョコなど、味のバリエーションと発色の美しさが両立されるようになりました。
成熟期(2022年以降):「ウインク顔」や「うるうる瞳」といった表情のバリエーション展開がスタート。全国的な技術指導マニュアルのアップデートも重なり、店頭で極端に崩れた個体を見かけること自体が極めて稀なレベルへと達しています。
【ネットの反応と口コミ評判】「ひどい」はもはや愛?SNSで愛されるモンスターたち
かつては「クオリティが低い」という批判的なニュアンスを含んでいた「ひどい」という言葉ですが、現在ではネット上の受け止め方が180度変化しています。
X(旧Twitter)やInstagramでは、毎年フェアが始まるやいなや「#ミスドポケモン」「#ピカチュウドーナツ」のハッシュタグとともに、購入したドーナツの品評会が自然発生。「うちのピカチュウ、ちょっと疲れてて愛おしい」「目が寄り気味な子が当たって最高」など、もはやランダムガチャのような感覚で個体差を楽しむ文化が根付いています。
実際の口コミ・評判を見ても、「ふんわりしたイースト生地の中にホイップクリームが詰まっていて、普通にスイーツとしてめちゃくちゃ美味しい」「見た目の面白さだけでなく味の満足度が高い」と、商品力そのものへの評価が確立されています。
【購入時のポイント】お気に入りのピカチュウに出会うためのコツと選び方
せっかく購入するなら、自分好みの表情をしたピカチュウを選びたいところです。店頭でお気に入りの1匹に出会うための実践的なポイントをまとめました。
1. セルフピック方式の店舗を狙う
トングとトレーを使って自分でドーナツを取るスタイルの店舗であれば、ショーケースに並んだ複数のピカチュウの表情をじっくり見比べて選ぶことができます。
2. 焼き上がり・品出しのゴールデンタイムを狙う
午前中のオープン直後や、おやつ需要に向けて追加製造が行われる14時〜15時前後は、陳列される数が多く選択肢が広がります。
3. 個体差を「唯一無二の出会い」として楽しむ
少し形が崩れていたり、左右非対称だったりするピカチュウこそ、人の手で作られた温もりがある証拠。世界に一つだけのオリジナルフェイスとして受け入れるのも、ミスドポケモンの醍醐味です。
【ミスド ピカチュウ ひどい】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:初期のピカチュウドーナツが発売延期になったのは本当ですか?
A1:事実です。2018年の初登場時、先行テスト販売で顔の仕上がりに大きなバラつきが出たため、運営元のダスキンが一部店舗での販売を見合わせ、再指導を行った上で全国発売に踏み切りました。
Q2:ピカチュウの顔は機械で作られているのですか?
A2:いいえ、各店舗のキッチンでスタッフが手作業で仕上げています。生地を揚げ、黄色いチョコをコーティングし、耳を刺して目やほっぺのパーツを配置する工程を手作業で行っているため、個体差が生まれます。
Q3:今のピカチュウドーナツも「顔面崩壊」することはありますか?
A3:現在はパーツの仕様変更やマニュアルの徹底により、初期のような極端な崩れはほとんど見られません。ただし、手作りゆえのわずかな表情の違いや愛嬌のあるズレは今でも楽しむことができます。
まとめ:個体差こそが手作りの証|冬の風物詩を味わい尽くす
「ひどい」「顔面崩壊」という強烈なワードから始まったミスドのピカチュウドーナツですが、その背景には手作りにこだわるミスタードーナツの職人精神と、度重なる企業努力がありました。
現在では再現度が極限まで高まりつつも、手作業ならではの温かみある表情の違いが多くのファンを魅了し続けています。次にミスドへ立ち寄った際は、ショーケースの中であなたを待っているピカチュウの表情に、ぜひ注目してみてください。 (出典: ミスド ピカチュウ ひどい(Yahoo!ニュース))